来民うちわ 栗川商店の作る伝統工芸品 熊本
来民うちわご存知でしょうか。
日本三大うちわといえば四国の丸亀うちわ、京都の京うちわ、千葉の房州うちわと
言われる情報が主流でしょうか。
熊本は来民でも来民うちわとして栄ました。
来民うちわは慶長5年(1600年)四国丸亀の旅僧がうちわ製法を伝授したのがはじまりと
言われております。
来民うちわは丸亀が大元のルーツになるんですね。
今でも絶えることなく受け継がれた伝統製法で栗川商店では作ってます

100年使えると言われてます。
これは昭和4年の物

いい風がでます。
しなりが優しい風を生むのでしょうか。
熊本産の竹を職人技で扇にして、和紙を貼ります。
防虫効果のある柿渋を塗って仕上げるうちわは完全手作り。
全国的にも材料や製法がそのまま残っているところなんて無いんじゃないかと思われるくらい
貴重な伝統工芸品だと思いますよ。
高価だけど自分用に一つ買いました。
お名前を教えてくださいと店主さんから言われ、私用に書き添えてくれました。

いいのができました。

使いこなして色合いも深みを増すと柿渋だけにとってもしぶーいうちわになるんじゃないかと思います。
お世話になっている方に一つ作ってもらいました。

昔、うちわは多くの方に配るサービス品的な役割をしてきました。
今、来民うちわは贈答品や芸術品に生まれ変わってその存在感を増してます。
贈答品で少し高価なものにはこんな包装もできます。

見開きのところにメッセージなんかを添えて贈答品にされる方が多いそうです。

竹は3年物の真竹
柿渋は5年~20年寝かせた熟成柿渋
和紙は丈夫な手すきを使用して
細々と忍耐強く伝統を守り続けてきた真似できない職人技がコラボして来民うちわが生まれます。
これだけのうちわは滅多にお目にかかれませんよ。
特別なうちわが欲しい人はあかちんに言ってもらえれば買ってきてあげます。
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テーマ : 各地のお土産・特産品
ジャンル : 旅行
コメントの投稿
No title
こんばんはー。
応援ですー。
今日も25度越えの気温です。
明日は雨のようです、
東北北部も入梅ですかねー?
そちらは、豪雨は大丈夫でしょうか?
心配です。
応援ですー。
今日も25度越えの気温です。
明日は雨のようです、
東北北部も入梅ですかねー?
そちらは、豪雨は大丈夫でしょうか?
心配です。
Re: No title
重箱石さんこんにちは。
ほんとよく降ります。
これ以上降ると笑えなくなりそうです。
No title
あかちんさん 今日は
房州うちわは私の実家の方ですから、昔から知っていましたが、これは素晴らしいですね。
房州うちわは私の実家の方ですから、昔から知っていましたが、これは素晴らしいですね。
Re: No title
相子さんこんにちは。
房州うちわも丸亀うちわも現代的に進化しています。
その中でまったく昔と変わらない来民うちわは
別の意味で価値がでてきたかなと思います。
しかしよくぞ生き残ったという感じです。